点呼ってめんどくさい?でも実はスゴイ歴史あり!
こんにちは!事務のなっちゃんです。
今日は運送業でも重要な点呼の話をしようと思いま~す💡
朝イチで「おはよう!体調どう?昨夜飲んでない?」って聞かれる点呼。
正直、「眠いんだから早く出させてくれよ〜」って思う人もいるはず(笑)
でもね、実はこの点呼、長〜い歴史があるんです。
1970年代
昔は飲酒運転や過労で事故がバンバン起きてて、国がついに「点呼しなさい!」って制度にしました。
要は「無理してない?酔ってない?」って確認ですね。
1990年代
「確認しました〜」だけじゃ信用できん!ってことで、記録簿を残すのが義務に。
ここから「証拠を残す時代」に突入。
2000年代
2002年の法律改正で、運行管理者さんが責任持って点呼することに。
もう会社全体で本気モードです。
2011年
飲酒運転の事故がまた問題に。
ついにアルコール検知器が必須に!
「昨夜飲んでない?」→「機械でピッ!」に変わって、誤魔化し一切なし。
👇現状の才田運送の点呼の👇顔写真も出るわりと新しいやつ✨
2020年代
最近はなんとリモート点呼もOK。
パソコン越しに「元気?酔ってない?」って聞かれる時代。
さらに進化して “無人点呼(AI点呼)” なんてものも登場!
🤖 無人点呼って?
無人点呼は、人の代わりに AIやシステムがドライバーをチェックする仕組み。
カメラで顔色や目の開き具合を確認したり、アルコール検知器と連動して結果を自動保存したり。
体調確認の質問に答えると、そのままデータとして残ります。
ただし完全放置じゃなくて、異常があればすぐに運行管理者に通知が飛ぶようになってます。
⚠️ 無人点呼の導入条件
国交省が細かくルールを決めていて、主な条件はこんな感じ👇
- アルコール検知器での確認が必須
- 顔認証やカメラで本人確認できること
- 体調チェックに答え、その記録が残ること
- 異常時は管理者に即通知されること
- 導入には国交省への申請・認可が必要
✅ 無人点呼のメリット
- 人手不足対策になる(夜間や早朝でも対応可能)
- データが自動で残るので管理がラク
- リモート対応もできるから拠点が多い会社は効率的
- チェックのバラつきがない(AIだから毎回同じ基準)
⚠️ 無人点呼のデメリット
- 導入コストが高い(機器・システム投資が必要)
- 完全自動じゃない(異常時には結局人の判断が必要)
- ドライバーとのコミュニケーションが減る
- 制度がまだ新しいので運用に制限がある
🚚 まとめ
点呼の進化をざっくり振り返ると👇
- 1970年代:制度スタート
- 1990年代:記録簿義務化
- 2000年代:運行管理者制度
- 2011年:アルコール検知器必須
- 2020年代:リモート点呼&無人点呼
点呼は「めんどくさいルール」じゃなくて、時代に合わせて進化してきた 安全の守り神 みたいな存在。
これからはAIと人がタッグを組んで、もっと安心できる運送業になっていきそうです。
才田運送も無人点呼導入を検討してます。
才田運送の近い未来の点呼は、AIに「今日も無事故でがんばってね!」って励まされる日が来るかも?(笑)


福岡市博多区で創業70年の才田運送までお気軽にご相談ください。